一般に発光するきのこは、梅雨の時期や秋の長雨の時期など雨の多い時期に出現するようです。
日本ではヤコウタケやツキヨタケなどが知られています。
六甲山の光るきのこは「シイノトモシビダケ」というそうです。大きさは2〜3cmぐらいと小さいです。時期としては6月下旬から7月上旬ぐらいでしょうか。
発光のメカニズムは光るきのこが持つ「ヒスピジン」という化合物と「酵素」の化学反応だそうです。光る目的はまだよくわかっていないとのこと。
シイノトモシビダケは肉眼で見ると、ホタルの光よりももっと淡く、注意して見ないと気づかないぐらいに淡いです。写真に撮ると緑色に写ります。
ただ、写真に撮るのは結構大変です。暗いので、一例としてISO800ぐらいで30〜40秒露出ぐらいは必要です。そのため三脚は必須になります。拡大するにはマクロレンズか望遠も必要になります。
上はBさんの写真です。
下はスマホでのNさんの写真、
マニュアル設定で頑張れば形がわかるぐらいには写ります。画像処理ソフトで明るくするなどで雰囲気は出ます。
ナイトハイクで出かけると、ホタルも見ることができて楽しいです。