ウィルス感染症の怖さをこの年になって実感することになりました。今までは感染症というのはどこか遠くの世界の出来事であり、罹患すると最悪のケースでは死に至ることもある、という程度の認識しかありませんでした。
現時点で見えてきたことは、世の中の生活様式が変化していくということで、登山もそれに合わせて変化していくことになりそうです。3密を避けることと公衆衛生のレベルアップは大きな流れのように思います。COVID-19が仮に終息したとしても、次の未知のウィルスに備えて社会は変わっていかざるを得ないかと思います。
- 自宅から登山口まで3蜜を避ける
- 登山中も3蜜を避ける
近い将来では特にこの2点の傾向が強まるのではと思います。
- 大人数 → 少人数 → 家族、個人
- 電車、バス → 自家用車、バイク、自転車、徒歩
- 遠征の山 → 近郊の山
- 泊の山行 → 日帰山行
- 山小屋泊 → テント泊
- 海外の山 → 国内の山
また、インフラも長期的に変革を迫られるかもしれないです。
- 電車、バス → 定員数減、間仕切りなどで個室エリア化
- 山小屋 → 定員削減、完全予約制、カプセル個室
山の入山→予約制(別の問題)国立公園→定員制、予約制、有料化(別の問題)
それに伴って、交通機関も山小屋も料金アップ、実際に山に行くことが減少し、写真や動画で山を楽しむことや、仮装現実(VR)で楽しむことも増加するでしょう。
ただ、何よりまずこのウィルスに打ち勝たないと始まらないので今はお家にいましょう。我慢ウィークです。